10.むくみ・リンパ・乳酸といわれるもの
前の項でもたびたび出てきた、コリの元のような言葉、リンパや乳酸
実は、コリの原因物質は不明なのです。
特にむくみはリンパの滞りが原因でとリンパマッサージでは言うようですが、通常リンパ管の流れが滞ってもむくみにはなりません。
リンパが腫れるのは病原菌などが体内に入った場合だけで、その場合その滞っているリンパ節を揉んだ日には全身に菌が飛び散り大変なことになります。
ですから、風邪ひいている場合、肩もこってくるのですが、リンパ管を強く押せないので、強く揉めないのです。
ではなぜリンパマッサージというのでしょう?
体内にはリンパ液というものがあります、これは老廃物等を静脈又はリンパ管に流れる血液中の液体です。詳しくは(リンパ液wkipedia)
これが、動脈から出て、静脈、リンパ管に戻らない現象がむくみになります。
ひざなどに出た場合ひざに水が溜まったなんて表現になります。
原理は不明ですが、ある程度の力でむくんだ部分を揉むと静脈、リンパ管に流れていくようでこれがリンパマッサージになります。
その場合痛い場合がありますが、それはリンパ液の流れではなく表皮に溜まっている老廃物質が痛みを誘発するようです。これを流すと、痛みはなくなります。
通常リンパマッサージでは一緒になっているようですが、本当は別の流し方なのです。
コリの原因は乳酸の蓄積と言われているようですが、実際は運動で一時的に乳酸は増えるが、時間ともに減少していくのです。
実際筋肉痛の時の乳酸値は、運動直後より低いのです。
何かしらの老廃物質、酸化物質には変わりないのですが、突き止めても儲けにならないようで西洋医学では突き止めないようです。
リンパ、乳酸いずれも、むくみ・コリの原因の一部になっているようですが、主因では無いようです。
ただし、その原因物質名が無いために、聞いたことのある、乳酸などが例えで取り上げられ、それが定着したのではないでしょうか。
この文でも、感覚的に説明するために使用しますが本意ではないことをご理解ください。
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